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蒸溜棟

単式蒸溜器(ポットスチル)が並ぶ蒸溜棟です。余市では、昔ながらの石炭による「石炭直火蒸溜」が行われています。

「石炭直火蒸溜」は温度調節が難しく、熟練の技が必要ですが、その分、芳ばしい香りと力強い味を持ったウイスキーができあがります。モルトウイスキーは、単式蒸溜器(ポットスチル)で2回蒸溜を行い、アルコールをとりだします。こうして出来たウイスキー原酒はアルコール度数65%、無色透明ですが、樽に詰め、貯蔵、熟成することで香味はまろやかになり、ウイスキー特有の琥珀色へと変わっていきます。奥から3番目の小さな釜は創立当時に使用していた釜です。釜の上部にしめております注連縄は、創業者竹鶴政孝の実家が造り酒屋を営んでおり、その風習を取り入れ「良いウイスキーが出来ますように」としめております。なお、石炭直火焚蒸溜を行なっているのは世界でも希少であり、余市蒸溜所では今でも伝統的な製法を守り続けております。

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